昭島社協について

昭島市社会福祉法人ネットワーク

昭島市社会福祉法人ネットワークとは

平成29年4月の社会福祉法の改正において、社会福祉法人に「地域における交易的な取り組みを実施する責務」が規定され、その課題に対応すべく設立された、昭島市内の社会福法人が参加するネットワークです。

なぜ、設立がされたのか

 現在、核家族化や格差社会が進む中、ひきこもり、ネグレクト、孤独死、子どもの貧困、ワーキングプア等、分野ごとの社会福祉制度だけでは対応することが困難な課題が増え、地域ではその厳しい状況への対応が迫られています。

これらは、制度の狭間の問題であり、社会福祉法人がその使命に基づいて解決を目指すべき領域といえます。こうした中で、平成29年4月の社会福祉法の改正において社会福祉法人に「地域における公益的な取組みを実施する責務」が規定されました。

市内には24の社会福祉法人があり高齢や障害、子育てなどそれぞれの分野で活動していますが、この「地域における公益的な取組み」については市内の法人が連携して対応することとしてネットワークを設立し、平成29年3月には第1回の連絡会を開催しました。

どんな活動をしているか

 令和2年2月から車いすの無料貸し出し事業として「あきしま車いすステーション」を実施しています。これは、高齢化などにより車いすの需要が高まる中、お住まいの近くで手軽に車いすが利用できるよう市内12の社会福祉法人事業所に車いすを常備し貸出を行っているものです。

車いすが必要になるという状況は、ご家族の介護や疾病、通院等の切実なニーズを伴うことから、この貸出事業をきっかけに課題解決に向けた相談や関係機関との連携などに繋げ、社会福祉法人が近くにある意義をあらためて地域の皆様に認識していただきたいと考えています。

 

[URL]あきしま車いすステーション(東京都地域公益活動推進協議会)

 

利用できる方

市内在住であればどなたでも利用できます。

利用方法

実施施設で申込書を記入し、車いすの基本的な使用方法の説明を受けてください。

利用期間

2週間以内の短期利用
※各施設での貸し出し状況等につきましては、各実施施設にお問い合わせください。

昭島車いすステーション 実施施設一覧(pdf)